【トレードの基礎】 相場は目線が大切
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相場の目線とは
相場は大きく分けて3種類の流れがあります。
①上昇相場(リスクオン) ②下落相場(リスクオフ) ③レンジ相場の3種類です。 相場の目線とは、相場が①~③のどの状態であるかを認識する事を指します。
上昇相場でショートエントリー・下落相場でロングエントリーをしたら、勝てる確率は大きく下がるでしょう。逆に相場の流れと自分の認識が一致すれば、かなりの確率で利益が出ているはずです。相場の目線を見極める事が、トレードでの勝率に直結するといっても過言ではありません。そうは言っても、簡単には判断がつかず、多くのトレーダーは、それが分からず四苦八苦しているのではないでしょうか・・・。
相場の目線の前に、用語の説明からしていきましょう。上昇相場(リスクオン)とは投
資家が積極的に「為替・株」に投資している状態の事を指します。つまり、リスクをとってでも投資をする価値があると考えられる状態の事です。反対に下落相場(リスクオフ)とは「為替・株」へ投資していたポジションを決済して「現金」に戻す事を指します。つまり、お金が減るリスクが高まっている為、投資をする価値がないと考えている状態の事です
「リスクオフ相場」の状態は、景気悪化・金融不安・地政学リスクなどで発生し、「リ
スクオン相場」の状態は、それらのリスクが解消された時に発生する事があります。
それ以外の状態が「レンジ相場」となります。上昇も下落もなく横ばいの状態となります。ですが、基本の相場はこの「レンジ相場」がメインとなります。
相場をどの様に見極めるのか
天才的なトレーダーは、完璧に相場を見極める事が出来るのかもしれませんが、多くのトレーダーは、ぱっとみて相場を見極めることは難しいでしょう。その為、自分なりの物差しをもって相場の温度を測り、手探りで判断するしかありません。とても、難しく地道な作業ですが、それを疎かにしてはいけません。
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相場の物差しはなんでもよい
相場の物差しはなんでもOKだす。移動平均線・ボリンジャーバンド・トレンドライン・
水平ライン・エリオット波動など数多く分析ツールはありますが、相場の流れを感じるのは自分の物差があれば何でもOKです。何が重要かというと、自分の物差しでレンジ状
態とは、●●が●●となっている時・リスクオン(オフ)状態とは、●●が●●となっている時と定義がされており、同じ分析から導きだせるかという点です。
そうする事で、定義された状態から逸脱した状況が起これば、損切すればよいだけの事です。損切ラインも明確に定義されているはずですので、大きな損失を抱える事がなくなります。
物差しの一例
物差しの一例として、
①エリオット波動の「0-2ライン」を割らない限りは上目線
②移動平均線100が上向きの角度だから上目線
③トレンドラインを下回ってきたので下目線
④日足のボリンジャーバンドのバンドウォーク中なので上目線
など、自分なりのルールを作って判断してみて下さい。これだけでも、目線と同じ方法へのエントリー、つまり「順張り」となる為、勝率があがるかもしれません。
やってみよう!!
①過去のチャートを準備しよう。チャートはどの通貨でもどの時間軸でもOK。
②トレンドライン・移動平均線・水平ラインなど好きな物をチャートに書き込みしてみよう。
③上目線・下目線を確認しながらチャートを見ていきましょう。
※正解はありませんので、最初は自由に考えて下さい。繰り返し行う事でチャートの見え方は変わってきます。
①~③を通貨・時間軸を変えながら過去のチャートで繰り返し練習してみよう。
応援を宜しくお願いします(≧◇≦)
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