【移動平均線】 使い方を考察してみよう
移動平均線についての考察
投資をされている方は移動平均線って聞いた事あると思います。だぶんかなり有名はテクニカル指標ではないでしょうか。ローソク足の終値を平均化した数値でMA●●と表記されています。「●●」はローソク足の本数を表しておりMA100なら過去のローソク足100本分の終値の平均値となります。体感的にMA21・MA75・MA100(200)をよく使われている方が多いと思います。他に派生した物が複数あり、基本的な考えは変わらず直近の数値に重きを得たEMAやその他WMAなど色々あります。
移動平均線よくある使い方の一例
これを何の目的で使っているかは各々の考え方がありますが、一般的な使い方では短期線のMA21が長期線のMA100を上抜けした時のゴールデンクロスやその反対のデットクロスなどの「移動平均の交差をシグナルとする方法」や移動平均線とローソク足の動きをみてエントリーする「グランビルの法則」などが有名です。実際に使った方も多くおられ、その感触としてはどうでしたでしょうか。すごく良い成績を収めている方は、多くはないのではないでしょうか?
全く使えないのに、最も有名なテクニカル指標なのは何故なのか?という事です。結論としては、移動平均線やその他テクニカル指標全てで言える事は、基礎しか記載されていないのを実践で使用しても使える事はないと言う事です。「使いこなせていない」が正しい解釈かもしれません。キャッチボールしか知らないけど、何故野球で活躍できないだ~って言っている感じかもしれませんね。
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移動平均線の使い方を考察してみよう
移動平均線を自分なりに分析・考察をしてみた方はどれくらいいるのでしょうか?そんなに多くの方はいないではないでしょうか。すごいトレーダーの方が言われるのが、各種テクニカル指標はチャート上に表示はしていないが「見えている」みたいです。つまり、ローソク足のみでMAがどこにあるのか・MAのみでローソク足がどこにあるのかが分かるという事見たいです。言い換えれば、まずはその感覚を掴む為に訓練をする必要があるという事です。それが習得できれば、MAの角度によってローソク足がどのように動いているのかなど相互関係が見えてくるはずです。それを纏めると、強い武器になるはずです。一度自分なりに考察をしてみると面白いので是非やってみてください。