【移動平均線】 形に注目してみよう
移動平均線の使い方を変化させてみよう
移動平均線を使ったチャート分析として“グランビルの法則”の説明をしましたが、それ以外の移動平均線を使った分析方法をご紹介します。
グランビルの法則の説明はコチラ
“グランビルの法則”を簡潔に言うと、“移動平均線の形”と“ローソク足”の関係性から8個ある法則でエントリーポイントを見つける方法となります。でも、8個のパターンは少ないと感じませんか。実はもっとあるけれども、分かりやすく解説する為にシンプルに8個に絞ったという方がしっくりきます。
と、いう訳で“移動平均線の形”から自分なりの法則性を見つける事、つまり「オリジナルグランビルの法則を造る事」で自分のみがエントリー出来るポイントを作ってみようという回になります。
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移動平均線の形を考察してみよう
今回の移動平均線の考察は中期線のEMA75を使用した内容となります。形の種類は2つ紹介します。よかったら過去のチャートで確認をしてみて下さい。
1)移動平均線が一旦休憩するパターン
エリオット波動でも推進波5波動の中にも修正波が2つあるように“修正波”で“休憩”を挟みます。移動平均線も同様に修正波のタイミングで一緒に“休憩”をします。
移動平均線が一回大きな波を描いた後に“休憩”で下向きや横向きになったりします。波は1回で終わる事は少なく、もう一回同じ方向に進む可能性が高いです。
そこを狙い打つパターンです。
①波が3つで休憩が1回のパターン
②波が5つあり休憩が2回のパターン
2)ローソク足は移動平均線に戻ってくる性質がある
移動平均線は過去の平均値を表した線の為、必ずローソク足は移動平均線に戻ってきます。
戻ってきやすい形を見つける事で移動平均線まで戻ってくるのエントリーチャンスとしても面白いでしょう。
移動平均線の上昇が止まり緩やかになってきた場合は移動平均線までローソク足が戻ってくる可能性が高くなる。
②移動平均線の形から今後推測して、エントリーは違うテクニカルで判断する
E波動達成から移動平均線の角度緩やかになった為、同じラインに戻ってきてエントリーをして、移動平均線のタッチで利確なんてことも可能になります。
3)命名しよう
自分で発見したパターンや手法には“名前”が必要でしょう。必殺技みたいでカッコいいじゃないですか(笑) だから必ず命名してあげて下さい。命名すると愛着が湧くのと・必殺技以外のエントリーが極端に減ったりするのでかなり“オススメ”です。
移動平均線は、大きく分けて短期・中期・長期があります。それぞれ今回と同様にチャート考察をすると面白い法則性を見つける事が出来るかもしれないので是非やってみて下さい。
やってみよう!!
移動平均線の“形”を考察してみよう。
①短期線の形から法則性を一つ見つけ、違う時間足・過去でも使えているか確認しよう。
②中期線の形から法則性を一つ見つけ、違う時間足・過去でも使えているか確認しよう。
③長期線の形から法則性を一つ見つけ、違う時間足・過去でも使えているか確認しよう。
④各法則に名前を付けてみよう。
⑤1つが完成すれば、2つ・3つ形を見つけて下さい。
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