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【移動平均線】 グランビルの法則の解説 4番

 

結局、移動平均線って何

移動平均線は、“平均化した点”が”移動している線”となって視覚化されたものです。その平均化した点の数を、直近のローソク足の本数で数え約20本が短期・約100本で中期・約200本で長期と大まかな概念で成り立っています。短期は本数が少ないので直近の値動きに重点が置かれ移動平均線の動きも活発になる反面、長期は本数が多いので移動平均線もゆったりした動きとなります。動きが違うので役割を変えて使うのが望ましいですね。

 

移動平均線の特徴として“平均化した線”である為、移動平均線から離れる=離れる方向の力が強いという事 ・ 移動平均線に戻ってきた=買いと売りの力が拮抗しているという事 ・ トレンド転換の為には必ず線を越えてくる必要があるという事です。ローソク足移動平均線を作っている事は事実でありながら、逆説で言えば“移動平均線を軸にローソク足が上下している”ので、ローソク足移動平均線の支配から逃れられない状態とも言えます。ローソク足移動平均線を動かし、移動平均線ローソク足を近づける磁石のような関係とも言えます。まさにストーカー(笑)

移動平均線をつかった“グランビルの法則”は本当に使えないのか

グランビルの法則移動平均線ローソク足の関係性から導かれる手法です。

簡易説明版

①⑤移動平均線を抜ける ②⑥移動平均線の向きと反対にローソク足が抜ける

③⑦移動平均線にタッチでトレンド回帰 ④⑧移動平均線ローソク足が離れる

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実はグランビルの法則は、とても優れた考え方であると思っています。何が凄いのかって言うと、買うタイミングと売るタイミングが簡潔に記載されており、それでもってそれなりに同じようなチャートが結構あるって事です。これって凄くないですか??逆に言うと、未来のチャートがこの8つのパターンしかあてはまらず“あれは使えない理論”って言う方がおかしくないですか?それが当てはまるチャートもあれば、そうでないチャートもあって同然ではないでしょうか。だって未来の事は誰にもわからないのですから・・・。

 

他にも、〇〇理論っていっぱいありますが、そこまで端的に記載されていて有効なのって少ないかな~って思います。エリオット波動で言い換えれば、推進波の5波動と修正波の3波動で構成され、ルールとなる3つのガイドラインが記載されているだけの状態ではないでしょうか。これでは、トレードの主軸における理論ではない事が分かります。エリオット波動って本が一冊書けるくらい深い理論があって、それを使いこなす事でエリオット波動使いとなれます。グランビルの法則も同じように深堀して具体的なエントリーポイントなどを作ればエリオット波動と同じくらい深い理論になると思います。本を探せばあるのかもしれませんが、私は知りませんので教えて欲しいくらいです。(笑)

 

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移動平均線の乖離+違うテクニカルとの融合

グランビルの法則の4番」は、移動平均線ローソク足から大きく乖離すると移動平均線に戻ってくる性質を利用したエントリー方法となります。これだけではエントリーポイントが明確ではありませんが、この考えを軸に他のテクニカルを融合させる事でエントリーポイントを作る事が出来ます。これこそが、“オリジナルエントリーポイント”となる訳です。

例えば、「移動平均線からの乖離」+「ラインでの抵抗」+「値幅Eの達成」の融合

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これは偶然反応しただけです(笑)

根拠は複数ある方が良いです。根拠の数が多いほど、抜けた時は理論破綻となるので損切が躊躇なくできる為です。どんな根拠でも絶対ではないので損切は絶対にするようにしましょう。

やってみよう!!

グランビルの法則の4番」を検証してみよう。

移動平均線は中期線(EMA75~100)からの乖離中で他のテクニカルで複数の根拠が持てるエントリーポイントを探してみよう。値幅・ライン・水平線・フィボナッチ・各種オシレーターなんでもOKです。

②根拠が見つかれば過去チャートでも同じ根拠が使えているか10カ所以上検証してみよう。

 

応援を宜しくお願いします(≧◇≦)

 

 

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