【テクニカル考察】 三尊と逆三尊でチャート分析
三尊と逆三尊とは
三尊とは別名ヘッドアンドショルダーとも呼ばれています。三尊とは仏像が3体あるように見える様子から命名され、ヘッドアンドショルダーは頭・左肩・右肩に見える見える様子から命名されました。また、他には3つ山がある状態と言った方が分かりやすいかもしれません。こんな感じです。
もう、右に行けば下山するしかないですよね(笑)
三尊はチャートの上昇時・逆三尊は下落時に出現すればチャートが反転するかもしれないサインとして有名です。これのみでトレードをしている方もいるようで、とても優秀なチャートパターンと言えます。
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よくあるエントリーポイント
3つの山のふもとをネックライン(首)と呼び、ネックラインを軸としたエントリーが主に使われています。①ネックラインでの反転 ②ライン割れでのエントリー ③レジサポ転換でのエントリーなどがあります。
やってみよう!!
三尊と逆三尊をチャートで発見してエントリーポイントが機能しているか確認してみよう。
①どの通貨でも・どの時間軸でもOKです。
②最低でも20カ所以上の三尊と逆三尊を見つけてみよう。
これって本当に使えるのか!?
よく言われているのがチャートの天井圏での三尊の出現がエントリーのチャンスと言われています。が、“天井圏”ってどこって話となります。天井が分かれば天井でエントリーする方が良いに決まっていますし、数あるチャートパターンは少し変化をするだけで違うチャートパターンとなります。三尊もその一つです。だからチャートパターンが出来上がった後で、安定のレジサポ転換が起こった場所がエントリーポイントとなってしまいます。
それって、とれる値幅は少なくない?って疑問が出てきます。まさしくその通りで、時間軸が短くなればなるほど値幅が減り利益も少なくなります。画像を見れば一目瞭然です。
では、どうやって上の方でエントリーポイントを探していくのか?って言うのが、チャート分析の面白い部分となります。ですが、まずは三尊や逆三尊などのチャートの波形が分からなければ次に進んでも結果が出にくいかもしれないので、今回の「やってみよう!!」を入念に実行してみるのが良いでしょう。
三尊も踏まえてネットで出ているチャート分析の情報は同じような事が多いと思います。これが使えるか使えないかは別にして、一般論として最初に学ぶ分析方法を記載する方が見てもらえますからね(笑)
今までのチャート分析会は、チャート分析の最初の一歩となるので、何回もやってみて確実に自分の物にしていきましょう。基礎が強いほど、応用の変化球にも必ず対応できる力が身につくと個人的に思っていますので、是非やってみて下さい。