【テクニカル考察】 三尊から始まる物語
前回の三尊の記事はコチラ
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三尊から全ての物語が始まり繋がっていく
何故、三尊が生まれるのか！？の解説からしていきます。
（※これは完全なる妄想で、個人的な見解ですので間違っていたら御免なさい。）
簡潔に言えば、「トレンドの最終点」だから「トレンドと逆の力」が出やすく「三尊」になりやすいという事です。
服・ゲーム・遊びなどの流行に置き換えると分かりやすいかもしれません。例えば、２年ほど前の“ス〇ッチ”・もっと昔で言えば“た〇ごっ〇” などを想像してみて下さい。相場ではエリオット波動の考えに置き換えてみて下さい。
１．物事の最初は【あまり知られていないが、徐々に噂が広がる状況】から始まります。
エリオット波動の１波目
２．少し落ち着いたように見える状況に移行します。
エリオット波動の２波目
３．次は【爆発的な人気で買うことすらままならない状況】となり、雑誌・テレビなどのメディアでバンバン放送されて、さらに過熱・・・これが暫く続きます。
エリオット波動の３波目（特に３波延長波）
“ス〇ッチ”・“た〇ごっ〇”共に、どこに行っても購入する事が出来ないほどの過熱感が発生していました。長蛇の列に並んで購入したり、抽選に当選して購入出来たりと苦労した方も多いのではないでしょうか。そう言った状況が３波目となります。
４．また、少し落ち着いたように見える状況に移行します。
エリオット波動の４波目
５．最後に【再加熱して、もう一度３と似たような状況】となります。
エリオット波動の５波目
天井圏での三尊は【５．の再加熱】の状況で現れます。この【再加熱】の状況では、波に乗り続けている人もいれば新規で始める人もいますが、反対にゲームに飽きて辞める人も大勢出てきます。
この状況をチャートに置き換えれば、最後のダメ押しロング・トレンドに乗る新規のロング・逆ではロングの決済・新規のショートなどが多重に被さり、上下に振れて振れて最後に右肩が完成して三尊になるといったイメージとなります。その結果、天井圏での三尊の出現＝トレンド転換となりやすいのです。
そういった現象を考えれば「三尊から全ての物語が始まっている」といっても過言ではないと思います。
三尊での有効なライン
「三尊から全ての物語が始まっている」と言うことは、三尊はトレンドの終点ではなく始点となっているという事です。「相場には角度がある」って聞いた事がありますか！？仮に角度があるとしたら始点に出来た角度が今後の一相場の角度になってもおかしくないと考えられます。つまり、次のトレンドが終わるまでは角度が変わらないという事になります。
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下の画像が三尊のショルダーの部分に引いたラインとなります。通称：三尊ライン
この角度のラインを工夫して使う事で、エントリーや利益確定に使えたりします。
さらに、過去記事の「水平線と抵抗線」と「値幅理論 E・N・V・NT計算」を一緒に組み合わせて使う事で効果は倍増します。
〇三尊ラインを、下のヘッドに置いた場合（下値の抵抗）
〇三尊ラインを、戻ってきた場所に置いた場合（レジサポ転換）
ヒゲor実線のどちらでも可能
〇三尊ラインを、前回の最後の１波に置いた場合（値幅理論 V計算）
このように、三尊ラインと今までの理論を組み合わせる事で、チャート分析に大きな変化が出てきたような感じがしますね。
やってみよう！！
前回と同様に三尊を２０カ所見つけてみよう。
①発見した三尊にラインを引いてみよう。
②引いたラインがどの場所で「レジサポ転換する抵抗線」になるか確認してみよう。
③引いたラインから「値幅理論」をもとに色々試してみよう。
④自分なりに発見した②と③の置き方を、発見した２０カ所の三尊で試してみよう。
応援を宜しくお願いします(≧◇≦)
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