【チャートの分析会】 VIX投資は優秀！？
VIXってなんだろう
VIX（ヴィックス）は、原油やゴールドと同様に商品の一つとなります。別名で恐怖指数やボラティリティー指数といった呼び方をします。この商品は、S&P500のコール・オプションとプット・オプションの価格から算出される数値となります。簡単に言えばS&P500の価格が下がると予測されればVIXは上がり、上がると予測されればVIXは下がります
※S&P500以外の商品もあるので注意が必要です。
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VIX投資はなぜ優秀なのか
VIX投資は、上限の数値は青天井なのに対して下限の数値がある程度決まっていることで、下値でエントリーする事が出来れば上昇する可能性が非常に高く投資効率がよい商品となっている為です。逆に上限の数値は青天井と言いましたが、過去の数値からある程度予測ができる事とS&P500の下落が止まればVIXの上昇も止まる為、高値でショートエントリーが出来れば下落のスピードは尋常ではないくらい早いので短期で大きな利益が出る可能性があります。
オススメの投資方法は、下値が限定されているロングでのエントリーとなります。ショートでエントリーする場合は、25以上でのエントリーで最終的には利益が出る可能性が高くなります。ただし、大きな含み損を抱える可能性も高いので資金管理ができるのであれば、リスクが低い商品となります。
システムの理解は必要 VIXの注意点
VIX投資がリスクの低い優秀な商品と言っても、気を付けなければならない点もあります。前述した通りにS&P500以外の商品もあるという事と、ロールオーバーによる価格差が発生するという事と、マイナススワップポイントが発生する事です。ロールオーバーを簡単に言うと、ある一定の日付で価格が大きく調整されるという事です。商品先物は〇月限月と言って将来の〇月の価格を先に決める為、先物と言います。４月限月と５月限月先物があれば、どちらも違う商品となる為、価格推移は異なります。４月限月の先物の期日を迎えた場合に５月限月先物に乗り換える事を“ロールオーバー”と呼び、価格差を調整します。VIXの場合は下限の数値を基準としてエントリーをする為、ロールオーバーによる価格調整も考慮しなければならないという事になります。
例えば、１４まで下がってきたので“ロング”エントリーした翌日が価格調整日で１７の価格に変更された場合、また１４まで下がる可能性が非常に高くなり大きな含み損を抱える事になってしまう可能性が出てくる為です。
価格調整がない証券会社でも為替同様にマイナススワップポイントが発生する為、注意をして下さい。
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