【エリオット波動】 序章
ついに禁断のエリオット波動へ
ついに“エリオット波動”の内容を解説していきます。何故禁断かと言うと、エリオット波動の内容を“理解する事”はそこまで難しい事ではないのですが、全てを把握して“使いこなす達人”になるには、途方もない理解と練習を繰り返す必要がある為です。
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違うテクニカルでも理解と練習を繰り返す必要はありますが、“勝つトレード”をするだけならばそこまで難しい事ではありません。が、エリオット波動のみで“勝つトレード”をするには中途半端な知識の状態では正確に波動のカウントを取る事が出来ず迷子になってしまいます。迷子の状態で勝てるほど相場は甘くはありません。年齢が若い方なら良いのでしょうが、中年になり仕事に体力と時間を取られながら、相場と向き合う時間を作り、更に成果が出るか分からない勉強を繰り返す日々・・・。私には、厳しいものがあり時間効率が良いとは思えませんでした。
つまり、私の結論としては、エリオット波動の“必要な部分だけ”を確実に理解して取り入れる事が重要という事になります。
エリオット波動とは
エリオット波動を簡潔に言えば、“8波”が“1つのサイクル”となって出来る構造の理論体系となります。三角形を一つの“波”としてカウントをして、“推進波の5波”①~⑤と“修正波の3波”⑥~⑧で“8波”を構成します。
この8波が基本となる為、推進波の5波動に着目する事で“相場の到着点”を予測できる事が出来るテクニカル分析となります。
エリオット波動の特徴は、フラクタル構造になっているという事です。正確な説明ではありませんが、簡単に説明をすると同じ“小さい三角形”が集まれば、同じ形の“大きさの三角形”になる構造の事です。
これをエリオット波動に置き換えると、5分足の“8波” の完成(小さな三角形)が日足の“1波” の完成(大きな三角形)となるかもしれないという事になります。このように大きな波の中に出来る小さな8波を“副次波”と呼んだりします。
つまり、どの時間軸でも同じような事が起こっているという事になります。
エリオット波動のガイドライン
エリオット波動には“8波の完成”には条件があります。この条件をガイドラインと言います。8波っぽい感じに見えても、実はガイドラインの条件を達成できていないので“カウントが間違ってた”なんてことも多々あります。なので、ガイドラインはしっかり把握をしておきましょう。
ガイドライン一覧
1)2波動目は1波動目の始点を越えてはならない
2)1波・3波・5波の中で3波動目は一番小さな波動になってはならない
3)1波動目と4波動目は重複してはならない
上の画像はガイドラインの条件を達成しています。
下の画像は青③波の副次波で8波動を達成しています。
やってみよう!!
1)チャートをエリオットのガイドラインの条件で確認してみよう。
2)“8波”が完成していたチャートを上位足で確認してみよう。
3)上位足でのエリオット波動のカウントを確かめてみよう。
出来たらアウトプットしてみよう!
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